自作・簡易地震予知装置を作ってみる
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この奇妙なものが何か、わかりますか?
これはネットで見かけた簡易地震予知装置を作ってみたものです。すべて百均で材料がそろいます。この装置は巨大地震が起きる前兆現象の中の、磁石が磁力を失うという言い伝えをもとにしたものであります。2020年7月9日・午前6時5分頃に起こった茨木県南部を震源としたM4.7・震源の深さ50㎞・最大深度4の地震が起こりましたが、その前兆現象がSNSを通じて報告されました。それが磁力の低下による鈴の落下現象です。1855年10月2日に発生したM7クラスの直下型地震いわゆる「安政江戸大地震」の発生する二時間前に、江戸浅草の眼鏡屋さんで、磁石についた釘が次々と落下したという記録から考えられたもので、同時それ利用した地震予知装置が作られていたそうです。
では、この簡易地震予知装置を作ってみましょう。
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材料は百均で買った、水入れのボトル・キーホルダーの鈴・磁石です
。今回大きな強力磁石が無かったので小さなもので代用です。それとタコ糸が少々。
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ピンバイスに取り付けた1mmのドリルで蓋に穴をあけます、ピンバイスが無ければキリでもOKです。
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タコ糸に鈴をつけて、今あけた穴に通します。内側から外側にかけて通します。
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ボトルの底に磁石を接着します。磁石に接着剤をつけて、長い棒の先に両面テープをつけたもので底まで磁石を運んで接着します。
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蓋を底にして(倒立させて)鈴を上に向けてひもを蓋に取り付けます。本当は鈴が磁石からほんの少し離れて磁石と鈴の間に空間があるのが望ましいのですが、今回手に入れた小さな磁石では、そこまで鈴を引き付ける力がなかったので、仕方なくギリギリ鈴が磁石にくっついている状態で、タコ糸を蓋にテ-プで固定しました。まあ大地震が来る前兆で磁石にくっついていた釘が落ちたことを考えれば、これでも問題ないでしょう。
簡単な工作で地震予知装置を作ってみました。地震のことや、その前兆現象のことなどを勉強しながら、お子さんの夏休みの宿題として親子で作ってみてはいかがでしょうか?
余談ですが、深夜…ひとりでネットサーフィンをしていたときに、鈴がガタッと音を立てて落ちました。「え?地震が来るの?」と驚きましたが、原因は底に着けた磁石の接着剤は剥がれて落ちたものでた。
でも…ビックリしたなあ…。(^^)
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磁力で鈴と磁石の間に隙間が空いています。
これが本来の地震予知装置です。