購入から組み立て・調整と雨で延期していた初サイクリングに出かけました。

コースはいつもウォーキングで歩いている岡部川沿いから朝比奈川合流地点・そして横内橋まで。徒歩だと一時間半かかるところを自転車だと三十分弱。さすがに銀輪部隊は機動力があります。マレー作戦の時に自転車が大活躍したのを思い出しましたよ。(燃料の補給を考えなくてよい)。

旧横内村にある案内看板のところで小休止。秋の風が涼しく気持ちいい。思えば脳梗塞を患ってウオーキングを始めたのが4月の中旬。病気療養中は徒歩で何度も訪れたコース。まわりの風景は変わらずと言え、咲いている花の種類は確実に秋。生っている果物も「びわ」から「柿」へ変わりました。

横内橋を対岸に向かうと、そこにお地蔵さんがいます。横内橋を挟んで北と南に一体ずつ。50メートル内に二体のお地蔵さんが近接しています。こんなところあまりありませんな。

横内橋南側のお地蔵さんです。可愛いお地蔵さんですね。このお地蔵さんもいつも綺麗な花が供えられています、地元の方に大切に守られているでしょうね。

横内橋を挟んで北側にある地蔵堂です。私の自転車はロードバイク、つまりオンロード用の自転車なので、車輪が細く、ギア比がわりと高めの自転車で舗装路を高速で走る自転車。葉梨川の東側は舗装路ですので問題ないのですが。西側は未舗装です。これにはマウンテンバイクのように車輪が太く、ギア比の低い自転車じゃないと走れません、と言うことでここからは春に徒歩で撮り貯めたお地蔵さんをご紹介します。

このお地蔵さんはかなり古いもので、左の白い立て看板には四百年祭の文字が…。四百前と言えば江戸時代の初期に当たります。いやぁ~古いなあ。四百年間も朝比奈川にで洪水の犠牲になった人々を供養していたんです。日本の歴史は奥が深いなあ。

朝比奈川の西岸の土手を北上しますと、なにやら民家の軒先に怪しげなものが…

あれ…半分朽ち果てたようなお地蔵さんが…、お堂もなく野ざらしでかなり風化していますが、お花が生けられていて大切にされているようです。そうやってみてみると中々味のあるお自蔵さんですね。

お地蔵さんではありませんが。途中に小さなお社がありました。秋葉山の神社です。ここ岡部にはあちこちに。この秋葉山が祀られています。

藤枝市仮宿のお地蔵さん1

さらに進んでいきますとお地蔵さんが三体あります。

仮宿のお地蔵さん2
仮宿のお地蔵さん3

みな個性的で可愛いお地蔵さんですね。

葉梨川の下流から上流へ向かっていきますと、仮宿をすぎて高田に入ります。この間はお地蔵さんはありません。しかも対岸に渡る橋すらありません。ひたすら橋を探していくと、なんと新東名の藤枝・岡部ICまで行ってしまいました。

高田に入る手まえ、仮宿の奥に白岩川除け地蔵があります・赤い頬かむりをした可愛いお地蔵さまですね。

高田に入りますと二体のお地蔵さんがいらしゃいます。新東名の藤枝・岡部ICのアクセス道路の脇にあります、この道路は何度も自動車で通ったことはありますが二体とも道路側ではなくて、川に向いていらっしゃいますので、気が付きませんでした。このお地蔵さんの先に対岸へ渡る橋があります。

その先は子持ち坂から南へ下り、岡部中学や巨石の森という公園を右に見ながら若宮八幡宮まで下ります。その間には浅間神社のお社があるくらいでお地蔵さんは、いらっしゃらないようです。

静岡県の中部、志太地区には岡部川・朝比奈川に次いで、もう一本の川が流れています。それは葉梨川。その川の土手沿いにもお自蔵さんがいらっしゃいます。自転車の機動力を使って、今度は葉梨川周辺のお地蔵さんを探してみたいと思います。きっとたくさんの可愛いお地蔵さんに出会えると思います。秋の風を浴びながら…。

レモン軍曹