私とあの女!どっちをとるの!!

こんなドラマみたいな展開に出会ったことは残念ながら、なのかはわかりませんが、今まで無いのですけれども、歳をとって人間関係が広がってくると、選択する必要が出てくることがありますよね。

モンタギュー家を選ぶのか、キャピュレット家を選ぶのか、

というレベルのギリギリラインではないにしても、生きている限り、どちらかを選ばなければならないことが必要になることはあるでしょう。

会社でこの手のことがあったら、職位をうまく使って、基本は直属の上司に判断をゆだねる、という逃げ方が効きますので、割と今まではその手で逃げ切っていました。

仕事は仕事でお金で割り切ってやれば大丈夫な部分もありましたが、年齢を重ねると人間関係が広がってきて、逃げ切れなくなってきますよね。

特にプライベートで対立する生活圏が重なってくると、「え、あの人と仲良くしているの?」みたいなことが発生しますよね。

非常に煩わしいのですが、うまく対応するしかないですね。特に女性だとママ友つながりとかで面倒くさいことが多いらしいですね。

一般的なことを言うと、どこともつかず離れず、でいるのが正解ですね。

敵に回るのでも味方に回るのでもなく、誰かが困っていたら助けてあげて、困っていたら助けてもらえるくらいの人間関係を保ちつつ、そうはいっても懐には踏み込みすぎない、っていう自立性のある人間関係だと、不仲なところとも揉めづらいですね。

ただ、この方法が通じない場合もあるって話が日本の社会状況ではあまり起きえませんが、社会集団同士が本当にぶつかり合った時に、中立策をとるのは難しかったりしますね。

この場合は、実はどちらかに寄った動きをしたほうが長期的に有利だったりします。

とはいえ、有利不利で考えるのも味気ないですので、できるだけみんなと仲良くしたいですよね。

そこで考えたのがなんで仲が悪くなるのか、っていうところです。

利害の不一致は分かりやすいと思います。

これは巻き込まれるほうも、自分の利益にあうほうに行くしかないので、対応がわかりやすいですね。

ただ、利害の不一致というのは、友達の奪い合い、主導権の奪い合い、マウンティングのしあい、などという非合理的なものもあるので、この辺に巻き込まれると判断が難しいですね。

もっと質が悪いのは性格の不一致ですね。

これに巻き込まれると両側から延々とロジカルではない相手の悪口を吹き込まれたり、というストレスの発散に使われたりしますからね。

プライベートなら、場合によっては環境を変えて両側から距離を置くことも必要になってくるかもしれませんね。

みらい