旧国鉄二俣線・現在の天竜浜名湖鉄道の遠江二俣駅。この駅には機関車を付け替えるときの転車台(ターンテーブル)があります。現在は気動車(ディーゼルカー)が単行(一両)で走っていますので、機関車はありません。(駅の前に当時のC58機関車が静態保存されています)その昔は機関庫に集う機関車の汽笛やドラフト音が響き、石炭の燃える匂いがして風情があったのでしょう。駅舎は同時のもので、昭和にタイムスリップしたような雰囲気が楽しめ、なかなか良いところです。
さて、これは何でしょう?。実は遠江二俣駅のすぐ前にある「一文字屋」と言う食堂の人気メニュー「転車台カレー」なのです。ご飯を気動車の車体にして、気動車の前面は海苔で作られているのか。ちゃんと食べられます。カレーを転車台に見立てて、マヨネーズ(?)の線路が可愛いです。側面の窓はハム、車体側面のオレンジと緑の帯は、それぞれ人参とピーマンで表現されて、なかなか凝ってますよ。価格は880円だったかな…(うら覚え)。三ケ日牛の肉を使ったカレーは辛くも無くちょうど食べごろ(本来はお子様用かも)。頼むのにちょっと恥ずかしいですが、思い切って注文しました。いい爺さんが…と思われたかも(笑)。小国神社のある遠州一之宮駅から西へ車で15分ほど。神社参拝の折には寄ってみてはいかが?ちなみに、駅の中にある「ホームラン軒」と言うラーメン屋さんも昔懐かしい中華そばが食べれて美味しいですよ。いずれ御紹介します。

レモン軍曹