ストラテラの購入、薬価、ジェネリックについて調べてみた!
ADHD(注意欠陥多動性障害)に適応になる薬が最近増えていますね。
今後の見通しを含めて、安く済ませる方法など調べてみました。
ネットを漁るとすぐに個人輸入の話が出てきますが、下手に個人輸入するより自立支援医療制度を使ったほうがどう考えても安いし安全です。
今、ストラテラ40mg自立支援医療制度を利用して購入した場合、一割負担で一錠50円です。
これを個人輸入してしまうと、28錠で5000円、一錠150円以上して、明確に損です。
自立支援医療制度をうけるまで半年通院実績が必要で、それまでは3割負担だったりと、多少負担もあるのですが、ADHD自体、寛解するだけで治癒はしませんので、一生飲み続けることを考えると安い投資です。
あとは慣れてないときは特に、消化器系に副作用が来ますので、それも含めてお医者さんでちゃんと処方してもらったほうが安全です。
ちゃんと自立支援医療制度がもらえれば、一か月に3千円程度の負担になりますよ。
さてさて、ストラテラですが、海外ではジェネリックが出ています。
アクセプタというものですが、こちらについても40mgで一錠あたり50円ちょっとなので、あとあと考えると結局お医者さんに行って処方してもらったほうがずっといいですね。
ちゃんと病院を使いましょう、って話でした。
2017年から保険適応になった薬はインチュニブですね。
こちらは、薬の種類としてはストラテラと似たものだそうですが、少し作用機序が異なるようです。
結果、ストラテラが効かない人でも効果が出たりするそうですね。
薬が合わなくてやめた、って方はもう一度行ってみると良いかもしれません。
薬価も3mgが一錠544円で、こちら、私の体重だと恐らく一日6mg処方されますので、かかる費用はストラテラと同じくらいですね。
ちなみに、発達障害はメンタルクリニックによって得意不得意が結構顕著にありまして、酷いところだと大人のADHDを受け入れてくれなかったりします。
どうやって専門医を見つければいいのかというと、各都道府県に「発達障碍者支援センター」(名称は自治体によって違う)がありますので、そこで紹介をしてもらえますよ。
更にもう一つの薬ですが、コンサータですね。
こちら、要するに遅効性のリタリンです。
処方の制限がきつく、処方できる医師が限られていたりしますし、あとは長期的に使うと薬剤耐性ついてしまったりもします。
こちらについては個人輸入は薬事法違反なので、絶対に避けましょう。
ストラテラとインチュニブについては、頭の性能をダウンさせることでADHDの症状を抑えるのですが、コンサータについては頭の回転を速めることで、ADHDの過集中をコントロール下に置く感じですね。
性能は確かに上がるのですが、人間そんなに便利にできていないもので、そのうち薬が効かなくなりますし中毒性もリタリンほどじゃないにしてもあるので、身体に悪いのです。
ストラテラもストラテラで肝機能落ちたりもするのですが、その比じゃないですね。
何にせよ、ADHD持ちは社会で生きていくためには薬にも頼りつつ折り合いをつけていかなければなりませんので、うまいことバランスをとって、上手く付き合っていきたいものです。
薬を飲まないと死ぬわけでも無いし、飲んだからといってADHD特有のミスがなくなるわけでも無いので、本当は飲まないで済むような、生きやすい環境で仕事できるのがベストなんですね。
色々あきらめないで、そんなところに行けるように自分を高めていきたいと思います。