先日、都道府県別のコロナ感染者の比較データをExcelで作って公開しましたが、あれにはちょっとしたひと苦労がありました。

基本的にMac版で作ったのですが、一部だけWindows版で作った場所があったのです。
それは、散布図のデータラベルの設定の部分です。

Excelでの散布図の作り方は、こちらの方の記事を参考に作ってみましたので、実際に作ってみたい方はこちらをご覧下さい。

https://bellcurve.jp/statistics/blog/15356.html

この方法に従ってMac版で作っていくと、このメニューが正しく表示されません。

データラベルの書式設定

ここで「セルの値」にチェックを入れたいのですが、Mac版にはこの選択項目が存在しないのです。

そこで仕方がなくWindows版で開くとこの項目が登場して、散布図には各点が示すそれぞれのデータの具体名が表示されるようになります。

散布図の例

ここまでの話なら、Mac版はWindows版より遅れているんだね、くらいに思うこともできるのですが、不思議なのはここからです。

こうやってWindows版で作成した散布図をMac版でふたたび開くと、なんとWindows版と同じように「正しく」表示されてしまうのです。ということは、Mac版ではただ単に機能を表示していないだけで内部処理はしっかりやっているということなんですね。

これってMacユーザーへの嫌がらせなのでしょうか、それとも逆に嫌がらせだけど寸止めで情けをかけていると捉えるべきなのでしょうか。

Mac版のExcelはいろいろと不愉快なことが多いですが、それでも使い続けるのは数字や数式を扱っていることもあって乗り換えて不具合が出るのが怖いからです。完全な互換性が保てれば他のアプリをもっと使ってみたいんだけど。そう思いつつ早30年以上も使い続けてしまって、おそらくもう死ぬまでお付き合いを続けることになるでしょう😅

不愉快な怪現象にはこれからも遭遇してしまいそうです😱

OwJie