ボノロン 15周年ありがとう (アイキャッチ画像)

セブンイレブンやイトーヨーカドーなどで配られている無料の絵本「ボノロン」がついに創刊15周年を迎えました。今回で通巻第91号になります。

ほぼ全巻読んできた自分にとっても、15年間のいろんな思い出が詰まっていて、感慨深いものがあります。

巻頭には発行されているセブン銀行の会長さんのあいさつが添えられていて、もしかしたら、この方が発案に関わられたのではないかと思ったりしました。

ボノロン15周年によせて

ボノロンのタイトルには「森の戦士」と書かれています。
森といえば環境問題。創刊当時の15年前を振り返ると、今よりも環境問題が叫ばれていたように思います。東日本大震災でクリーンエネルギーだったはずの原子力発電に疑問の声が高まり、温室効果ガスの削減が叫ばれなくなってしまいました。また日本は中国にGDP世界2位の座を奪われて国際競争力も弱まり、国民の関心も環境よりも日々の生活に移ってきた気がします。
そんな社会の変化も感じますが、そのなかにあってこの絵本がずっと同じスタイルを守り続けて、愛情や友情や思いやりといったテーマとともに自然を愛するこころを語りかけてくれてきたことに、とてもありがたく思います。

今回の物語は、まさに記念すべき号に相応しい、心温まるお話でした。
ぜひ手に取ってお読みください。

OwJie