昔から悩んでいたのですが、考え方を変えたらうまく対応できるようになったので、記事にしてみます。

遺伝や家庭環境もあるのですが、私はとても怒りへの対応が苦手でした。

ついつい言ってはならないことを言ってしまったり、後からなんであんなに怒ったのだろう、と首を傾げたり、色々ありました。

ネットで6秒怒りを我慢してから話すようにする、って対策が書いてあって、これも良い方法だとは思うのですが、自分の場合は我慢する前に怒りが沸点を超えてしまっていました。

「抑えられるなら苦労しないわ!」ってやつですね。

自分でも何とかしないととは思っていて、長年考えた結果、いい方法を思いつきました。

これをやるようになってから、最近はめったなことでは腹が立たなくなってきたので書いてみます。

それは、怒りへ対応しようとするのではなく、

怒ってる原因にちゃんと向き合うこと

です。

なぜ自分がそんなにも腹を立てているのか、というところを考えるようにしました。

例えば、誰かに何か言われて腹が立つ、みたいな話は突き詰めていうとだいたい自分が原因です。

というのは、どうでもいい相手にどうでもいい話としてされる分には腹が立たないからです。

結局

何か言われて腹が立つ、というのは自分に刺さってしまっている何かがある

んですよね。

他人との人間関係で自分が優位だ、ということを示したい、という心理状態だと、この手の怒りは湧きやすいですね。

最終的には自分は自分、相手は相手なので、そこを割り切ることができれば、腹も立たなくなりますね。

とはいえ、仕事についてはこの手は使えません。

ただ、今時同じ仕事を一生しなければならないルールは全くありませんので、「お金をもらえるから我慢する」と割り切るか、「割に合わないからさっさとやめる」の二択の選択肢が取れますね。

ただ、この方法だと家族に対してうまく行きませんね。

自分で選ぶ結婚や育児に関しては自分の選択を受け入れる、という話になりますが、親とか兄弟、親戚に関しては難しいですね。

こちらについても、昔ほど血縁に依存しなくて済むようになったのは楽な点ではありますね。

といった感じで、

他人にではなく自分の側で原因を追及して、必要な対策を打っていくことで怒りを覚えなくなりました。

ただ、向上していこうとすると、周りと自分を比べながら、現状と戦いつつ、他人のこともうまく使わないといけないわけで、その時には、また思い通りにならない相手のことであれこれ悩むことになるとは思います。

まだまだ成長が必要ですね。

そして、人間はどうしても他人と自分を比べる習性があります。

仏教でも慢、という話が出てきますし、キリスト教でも他人の持ち物をうらやむな、って話が出てきます。

かなり根深い話なんでしょうね。

というわけで、今のところは怒らないで済むようになってきていますので、今後も怒らない環境を作れるように、頑張っていきたいと思います。

みらい