人生を楽にするために一番手っ取り早いのは学力を上げることですね。

よく、その辺で年上の上司や先輩からされる話で

「若いころの苦労は買ってでもしろ」

って言われますよね。

この話って「若いんだから会社にn年くらいは残って粘りなさいよ、どんなに条件悪くても」(だいたいn=3)

みたいな文脈で死ぬまでダメな環境で働くことを強要するための文脈だと若いころは思っていました。

が、今時代が変わってきて、自分も歳を重ねてきて、思うところがあるんです。

これって結構正しいよな、って。

これは実は死ぬまで働け、って意味ではないんですよね、元々は。

自分がいる環境を変えられるように死ぬ気で頑張れよ!って話ですね。

しっかり勉強をすればするほど、自分を高めるチャンスが生まれてきますしね。

この話を突き詰めると、学生時代に勉強しておけばよかった!ってのが最適解になりますね。

そういえば、中卒とかで成功している社長さんとかも、割とみんな口をそろえて

「悪いこと言わないから学校でちゃんと勉強しろ」って言ってますものね。

ただ、この話って子供になかなか通じないのですよね。

自分が子供の頃もちゃんとわかってなかったです。

親の心子知らず、といいますが、当時の自分をなんとかしたいですね。

もう少しちゃんとやってればよかった!と誰しも思うのです。

というわけで、自分に子供ができたときのために、どうしたらいいのか、というのを考えてみました。

1.抑圧しない

確かに子どもを叱ることは大事です。

ただ、叱るにしても、必ずなぜ叱られるかを納得させるべきですね。

そして、叱るだけでなく、適度に褒めてあげることが重要です。

押さえつけて何かやらせよう、やめさせよう、という思考だけでは基本的には失敗しやすいですよね。

同年代でも子供のころに禁止された、って経験がある人は大人になってからドはまりしてることが多いです。

最低限のルールは当然必要だと思いますが、ある程度子供のやりたいことを伸ばすのって大事ですよね。

2.勉強して当たり前の環境を作る

よく勘違いしている人がいますけども、これ、知育玩具を並べて、勉強机を整理して、って話ではないんですよね。

まず、親が勉強しているところを見せることが一番大事ですね。

子供は親の言っていることよりやっていることの真似をしますから。

あとは、ちゃんと普段の会話から知識を使って、なぜこういう考えが出てきたか、という話をするのも大事ですね。

3.知識の使い方も教える

「勉強して意味がなかった」って言い張ってる人ってここが抜けてると思うんですよね。

人生を楽にするため、っていう最終的な目的を考えると、学力を上げる、って手段の中で、使い方をしっかり教えるのが大事ですよね。

意味がないと思われる科目でもあとあと使うことがいくらでもあることや、本当に勉強したこと自体に意味がなくても、調べ方や覚え方、ってことをしっかり勉強したことは後で生きるってことはちゃんと伝えたほうがいいですよね。

今時ググればなんでも出てくる時代ですので、単に丸暗記する勉強をして成績を上げていい大学に入ってもあまりためにならないですよね。

最終的に、無駄な努力をせずに、良い人生を送るために何をしたらいいのか、っていうのを考えて教えていったほうがきっと良い結果が生まれると思います。

みらい