新しい財布を買うと、すぐにでも使いたくなりますよね。でも「使い始める前に少し寝かせるといい」と聞いて、何日くらい、どこに置けばいいのか分からなくなる人もいると思います。
新しい財布は、使い始める前にしばらく休ませておくとよいといわれます。何日寝かせるか、何を入れるか、どこに置くかにはいくつか考え方があるので、ここでは選びやすいように順番に並べました。どれも「自分がやりやすい形」を選べば大丈夫です。
財布を寝かせるって、どういうこと?
買ってきた財布にお金を入れて、使わずにしばらく置いておくことを「寝かせる」と言います。
財布は最初に入れた金額を覚える、という考え方があって、そのため最初にある程度のお金を入れて、しばらく出し入れせずにおくとよい、とされています。新しい財布を「お金が入っている状態」に慣れさせておく、というイメージです。
何日くらい寝かせる?
ここが一番迷うところだと思います。日数には幅があって、たとえば次のような考え方があります。
- 9日ほど寝かせて、10日目から使い始める、という考え方
- 2週間ほど置く人もいる
言い方はいろいろで、長く置きすぎないほうがいい、という考え方もあります。
決め方として分かりやすいのは、先に「この日から使いたい」という日を決めて、そこから逆算することです。誕生日や月はじめ、縁起のいい日など、使い始めたい日が決まっていれば、その前の数日を寝かせる期間にすれば迷いません。
逆に、今の財布が壊れてしまっていてすぐ使う必要があるなら、無理に何日も待たなくても構いません。ひと晩だけ置いてから使い始める、くらいでもよいでしょう。寝かせる日数を気にして、使い始められないほうが困ります。
中にはいくら入れておけばいい?
普段持ち歩いている額より、少し多めに入れておくとよいといわれます。財布が「これくらいは入っているもの」と覚える、という考え方からです。
とはいえ、まとまったお金をすぐ用意できるとは限りませんよね。用意できる範囲で大丈夫です。手元にある分をそのまま入れておく、というのでも気持ちは十分こもります。
お札の枚数を多く見せたいときは、いちばん上と下だけ本物のお札にして、間に同じ大きさに切った紙をはさむ、という方法も紹介されることがあります。気になる人はそういうやり方もある、くらいに思っておいてください。
寝かせ終わって使い始めるときは、入れておいたお金をそのまま使ってもかまいません。
どこに置いておく?
置き場所は、暗くて静かなところがよいとされています。タンスの引き出しや、クローゼットの奥など、普段あまり開け閉めしない場所です。
置くときは、買ったときの箱や袋に戻すか、布や紙で包んでおく人もいます。白や黄色の布で包む、という考え方もあります。
実際に気をつけたいのは、「どこにしまったか忘れないこと」だと思います。お金を入れたまま奥にしまうので、あとで思い出せなくなったり、家族が知らずに片付けてしまったりすると困ります。
- しまった日と、使い始めたい日をスマホのメモやカレンダーに入れておく
- 家族と暮らしているなら、「財布を寝かせてる」と一言伝えておく
- お金を入れているので、来客が触れる場所や、出しっぱなしの場所は避ける
このくらいしておけば、寝かせているあいだも落ち着いて過ごせます。
使い始めるのは、いつがいい?
縁起を気にするなら、一粒万倍日(いちりゅうまんばいび)や天赦日(てんしゃび)のような、暦で縁起がよいとされる日を選ぶ人もいます。一粒の籾が万倍にも実る、という意味から、新しいことを始める日によいとされている日です。
こうした日は毎年、日付が変わります。使い始めたい時期が決まったら、その年の暦やカレンダーで確かめてください。財布のお店が、自分のサイトでその年の縁起のよい日をまとめていることもあります。
時間帯については、夕方から夜にかけてがよい、という考え方もあります。
ただ、日にちを合わせようとして何週間も待つことになるなら、自分にとって区切りのいい日で十分だと思います。新しい財布を気持ちよく使い始められることのほうが大事です。
寝かせる時間がないときは
今の財布のファスナーが壊れた、なくしてしまった、という状況だと、何日も寝かせている余裕はありませんよね。
そういうときは、次のくらいで大丈夫です。
- ひと晩だけ、お金を入れて置いておく
- 使い始める前に、中を整えて、カードやレシートを入れすぎない状態からスタートする
寝かせることにこだわりすぎて不便な思いをするより、新しい財布を大事に使い始めるほうが、気持ちの上でもすっきりします。
まだ財布を選んでいる途中なら
寝かせ方を調べているうちに、まだどの財布にするか決まっていない、という人もいると思います。
- 素材や形、予算から選びたいなら → 革財布の選び方|長く使いたい・育てたい・価格を抑えたい、条件別にどれを選ぶか
- 色や金運の考え方から選びたいなら → 金運財布の選び方|素材・色・形で比べる。向かない人も
まとめ
- 新しい財布は、使い始める前にお金を入れてしばらく休ませるとよいといわれる
- 日数は9日ほどとする考え方がある。使い始めたい日から逆算すると決めやすい。急ぐなら無理に待たなくてよい
- 中に入れる額は、用意できる範囲で少し多めに
- 置き場所は暗くて静かなところ。しまった場所と日にちは忘れないように
- 縁起のよい日は毎年変わるので、その年の暦で確かめる
寝かせ方に正解はひとつではないので、やりやすい形を選んでください。新しい財布を、気持ちよく使い始められますように。














