コラム

残業代が付きませんでした|辛いけど夜遅くまで働いています!

夜遅くまで働いてます。

定時でスッと帰れる会社も最近は増えてきたようですけど、やはり決算前や何かの締め切り前には少なからず残業があるという職場の方がまだまだ多いのではないでしょうか。定常的に残業があるという場所もいまだにあるようですね。

特に人相手のサービス業や営業職ですと、すぐにでも帰りたいという自分の希望だけが通るわけではないですよね。製造業の方も機械の調子が悪いとか納期が近いのに人員が少ないと残業せざるを得ないときもあります。

そんなつらい残業も給料でちゃんと報われるならまだいいのですけど、全く保障されないとガッカリとしてしまいます。職種や業態、職場の雰囲気なども関係していますので、一概にどの職場でそうしたことが多いなどとは言えませんよね。プレミアムフライデーが施行されても関係ないという中小企業の方も多いようですね。

今回の体験談でも様々な職種の方が答えてくださいましたが、いまも各業種でサービス残業が多いというのがよくわかります。ぜひこの体験談を読んで、苦労を分かち合ってみてください

これから就職を考えておられる方にとっても参考になるアンケート結果だと思いますので、一つの職種のレビューと考えて読んでみてください!

★ポイント★

職種や会社規模によってかなり差があるようです。規模が大きな会社であれば比較的しっかりとしたケアがなされていますが、対人関連の仕事はやはりある程度サービス残業が増えるようです。その分、他では味わえない喜びもあるようですので、職業は自分のやりがいに合わせて選択することが一番です。

介護職は難しい

高齢者介護施設で働いている介護職員です。基本的な勤務体制は早番・日勤・遅番・夜勤で日々高齢者と向き合っています。高齢者施設で働くことになったときから覚悟はしていましたが、ほぼ毎日サービス残業です。理由は職員の数が足りないことと、施設のご利用者様の病気や身体の具合は日々重くなっているからです。

最初は少ない人数で業務を回すことができましたが、重くなってしまうと一人一人介護に時間が掛ってしまい、介護日誌や記録、そのほかの雑用は後に回ってしまいます。丁寧にご利用者様と接したいと思っていますが、どうしても手が足りず、身体や認知といった症状が重くなってしまうと介護する側の体力を使います。

毎日流れで違いますが、平均すると一時間ほど追加で働いていますが、残業代が出ないのはきついところがあります。残業が終わると、ホッとするのと同時に一気に体中が痛くなるほど体力は使い果たす感じです。でも介護しているご老人はお茶目で可愛いところもあるので、愛着のある仕事です。少しでも元気になって喜びをもってくれればと思います。

介護士のお仕事

介護をしている女性私は介護士をしてもう5年になります。体力が必要な仕事で、仕事おわったらもうぐったりです。笑 けど、夜遅くや夜勤もあったりでお金はぼちぼち稼げます!休みも多いですし。うちの病院は残業申請をして通らないと残業が頂けないんですよね。

この前、私の担当患者さんが転倒してしまい、それによって不安になってしまって誰かがついてないと行けないくらいだったんですよ。私が担当だった事もあり、業務は終わっていたんですけど、落ち着くまで1時間くらいお話をしていたんです。

患者さんが落ち着いたので、帰ろうと思い、残業申請したら、「担当なんだから仕方ないよ!お話してゆっくりしてたんだから!」と言われ、申請が下りなかったんです‥残念だったんですが、患者さんとお話したのは楽しかったし、人の為になったからいいかなと思いました。

体力的にも時間的にも給与的にも厳しい側面もありますけど、それ以上に自分の仕事が報われていると感じるので満足していま。患者さんの負担を減らせたり、笑顔に貢献できるようにこれからも頑張っていきます。

残業代の代わりに得たもの

自分自身の希望で移動した部署は、サービス残業が多いことで有名な部署でした。噂には聞いていたものの、どうしてもその仕事がしたかったので覚悟しての異動でした。事前にわかっていたことですが、毎月何十時間と残業しても、一円もつきません。さすがに心が折れました。

それでもハードな夜遅くにも及ぶ残業のおかげか、前より仕事のスピードは上がりました。上司にも誉められ、これなら続けていけるかなと楽観的になりました。そんな生活が一年ほど続き、とうとう体調を崩してしまいました。体重もぐっと落ち食事が喉を通らなくなりました。

「やめるべきか?後で後悔しないか?何を一番優先して考えるべきだろうか?」と何度も何度も自問自答し、最終的に出した結論に従って数か月後に転職しました。どんなに好きな仕事でも体がなくなったらおしまいだと、やっと気が付きました。

人生で大事なことに気づかせてくれたあの日々に感謝しています。仕事のために人生があるのではなく、人生を楽しむための手段の一つが仕事だということを忘れずに、これからは自分と家族との生活をエンジョイすることを大切に考えていこうと思います。

給料以外はいい会社でした。

短大を卒業して初めて務めた会社が広告を作成する会社でした。納期が早い為、毎日のように夜遅くまで仕事でしたが、イラストレーターやフォトショップを使っての広告作成は、元々デザインを短大で専攻していた私にとって、楽しくも感じられる仕事でした。

しかし、どれだけ夜遅くまで働いても毎月給料の額は同じでした。その会社は、ほぼ全員が残業をするので、基本給が少し高めに設定されており、残業代が含まれているということになっていました。しかも年に一回の昇給もごく僅かでした。

人間関係も良く、仕事にやりがいを感じることが出来ていたので続けていけましたが、長年勤めている方がどんどん辞めていき、更に夜遅くまでの仕事が増えていったので、私も体力的に持たず退職することになりました。長年働いても新入社員と給料がほとんど変わらないこと以外はいい会社だったと思います。

やりがいがあったので続けたかったですが、体を壊してしまうとやりがいも喜びもなくなるので、今は体に見合った仕事をしています。

介護士で夜遅くまで働いたけど残業代がでなかったという体験談

介護士をしています。担当した要介護者がわがままを言うので、夜遅くまで残業しました。わがままというのはとても可愛いもので、一人で眠るのが怖いというのです。一人暮らしでいつも寂しい思いをしているのだと思います。さすがに断れませんでした。

それに、私も帰ったら一人暮らしなので話し相手が居て、ちょっとうれしい気持ちもありました。実際に、その日の夜はとても楽しかったです。夜遅くまでいろいろな話をして過ごしました。

その晩の残業代は出なかったのですが、話し疲れて自然と眠ってしまった要介護者の寝顔がとても満足気で、それを見られたことが私へのご褒美というか、賃金というか、宝物のように感じられて良かったです。

お金には代えられない満足感がある限りは辞めずに仕事を続けていけると思っています。でもできればもう少し見える形で報いがあればいいですけどね(笑)そうすれば妻もさらに喜んでくれるかな。

仕事に追われて記録は勤務時間終了後に書いていました。

介護福祉士としてグループホームに勤務していました。朝8時から5時まで、昼11時から夜8時まで、午後5時から翌朝10時までの三交代でした。スタッフの人数が足りないため、いつも記録を書く時間は勤務時間終了後になることが多く、1~2時間の残業になることが多かったです。夜遅くにまでなることも多々ありました。

しかし、給料は時間分しかいただけず、残業代は全てボランティア状態でした…。また、日曜日等に施設でイベントを行う事がありました。その時も人数が足りないので、勤務表上は休みになっているスタッフにも呼び出しがかかりますが、休日出勤の報酬はありませんでした。

今は笑い話として語れますが、実際に働いていた当時は本当に身体がしんどかったです。でも、またいつかおじいちゃんおばあちゃん達に会いたいと思う自分がいます。

本当に不思議なものだなと思いますが、やっぱり仕事に関していえば『やりがい』に勝るものはないのかもしれないですね。可愛いおじいちゃんたちで今もいい思い出として残っています。

ホームヘルパーに残業代はあるのか

ホームヘルパー(訪問介護)ではパート労働者が多く働いています。時給1000円~1400円程とスーパー等でパートとして働くより時給は高めです。自分で働く時間や件数を決められ、時給も高い仕事ですが、どこの事業所もかなりの人手不足の現状です。私が聞いた経験談の1つをお話しします。

ある80代の1人暮らしの女性の家では、毎日18時から19時の1時間以内に夕食の後片付けをし、トイレに誘導し、洗面を促し、パジャマに着替え、ベッドに誘導するという業務指示が与えられました。高齢者は足腰悪く1つ1つの行動に時間がかかるため時間内で終わることはなく1時間以上の夜遅くの追加勤務の日もありました。しかし、残業代はもらえないというのが介護現場の現状です。

もう少し人数自体が増えないと回らない部分もありますし、同時に介護職に対する報酬が少ないのも問題です。国や自治体が本気で高齢化社会の問題に取り組まないといけない時代だと感じます。

公務員のサービス残業

地方の自治体で、公務員として働いていました。人員が減ってきて、とてもやることが多く、忙しい時期がありました。そんななか、自治体は財政難の状況で、市長の方針で、1日1時間しか残業代がつきませんでした。最も忙しいときは、1日5時間は、残業していたので、4時間はサービス残業でした。

不満に思う時期もありましたが、上司に不満を言っても状況は変わらないし、みんな頑張っているし、仕事は嫌いじゃないし、独身で家に帰ってもやることもないし、と自分に言い聞かせて頑張って仕事をしていました。

でも夜遅くのサービス残業はモチベーションが上がらず、市長変わってほしいなー、とみんなで嘆きながら夜遅くまで仕事をしていました。市長が変わってもなかなか変わらないんでしょうね、きっとこれからも(泣)

まぁ市民に仕えるのが公務員なのである程度は仕方がないかなとも思っています。結果としていい市になって人口が増えていけばいいなと思います。地元が栄えてくれるのが一番です!

新聞屋には夜も朝もありません

以前働いていていた新聞屋さんのことです。月給いくらと決まっていて、一見すると給料が稼働時間と比べて高く感じるのですが、未配の所があったりすると、休んでいる時間でも持っていく必要がありますし、集金時期とかになると、夜でも朝でも関係なく行かされるので、一日中残業をしているような感じでした。

なんだか体が休まる時間もないという感じでしたので、さすがに3年ほどでやめました。最近は新聞を読まない人も増えているので、経営状態は悪化しているらしいのでさらに環境は悪くなっていっているのではないかと思います。

派遣さんはちゃんとつくのに

わたしはとある工場で働いています。この工場にはいろんな形態の方が働いています。いわゆる正規に雇用された社員さん、直で雇われたアルバイトさん、そしていろんな派遣会社から派遣された派遣さんなどです。派遣されてきた方たちは厳密に15分単位で残業代がでるんです。

ですから定時になると、やりかけの仕事があってもそこで終えて帰っていかれます。残った仕事は当然のことですが、アルバイトと社員で片付けます。アルバイトさんもちゃんと残業代がつくのに社員である私たちは一時間程度くらいまではサービス残業ということが多いのです。

なんだったら時給は派遣さんが一番いいのですけどね。なんとなく納得がいかない給与システムですね。まぁその足りない分は社会保障とか色々ついているんだろうとは思います。頑張って収入が増えるようになるといいですね。

営業職は厳しい

営業の仕事をしているのですが、やはり仕事の線引きが難しいため残業代だけでなく使った費用の精算も難しい時があります。接待というなの仕事なのか、プライベートのような形に仕事が付随しているのかはハッキリいって線引きできないですよね。だからといってその部分を全く行わないと取引先との円滑な関係にヒビが入る恐れがあると思うとやめられない部分もあるんです。

わたしが働いている会社は比較的規模が小さい分、こうした根回しや個人的な関係を作っておかないと難しい部分もあるんです。それでも昔よりはマシになってきたという話を先輩からはききます。

もしできれば営業以外の部署に転属できればいいなぁと願っています。そうすればもう少し早めに帰ることもできるのかなと期待しています。でも営業には営業の独特の良さや達成感ややりがいもあるので悩ましい所です。

努力と人脈作りの効果がでてきて少しずつ営業の成績も上がってきたところでもあるので、今築いた人脈を生かした仕事をもう少し続けたいなと思っています。

★まとめ★

残業代がつかなくても頑張っている方が多いのにはとても頭が下がります。正社員と派遣さんとの違いや職種による違いなどはとても面白い結果だと感じました。やりがいがあるかどうかが、その仕事を続けられるかどうかにかかわってきそうですね。

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